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主催イベントアーカイブ

【開催中止】教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」

札幌市教育文化会館 大ホール

※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、公演中止となりました。

【開催中止】教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」イメージ2

【開催中止】教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」イメージ3

和久荘太郎(宝生流シテ方)

【開催中止】教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」イメージ4

深野貴彦(観世流シテ方)

日時

2021年9月8日(水) 
開演 13:00(開場 12:00)
上演予定時間 約3時間(休憩含む)

入場料

(全席指定・税込)

S席6,000円
A席4,000円
はじめて席1,500円
U25(S席)4,500円

※教文ホールメイト会員は、S席・A席500円引き
※U25:1996年以降にお生まれの方であれば学生に限らずご購入いただけます(未就学児入場不可)
※車いす席をご希望の方は、道新プレイガイド(TEL 0570-00-3871)までお問い合わせください
※前後左右1席ずつ空けず、通常の座席配置での販売といたします

チケット取り扱い

【8/25追記】本公演は、開催に向けて準備を進めて参りましたが、新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大の状況を鑑み、やむなく中止することを決定いたしましたのでお知らせいたします。

 公演を楽しみにされていた皆さまには、ご迷惑をお掛けいたしますことを深くお詫び申し上げます。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。






◆チケット発売日
・教文ホールメイト会員限定先行予約:6月18日(金)~6月23日(水)
 ※詳細は、札幌市教育文化会館事業課へお問い合わせください
・一般発売:7月2日(金)10:00~

※【6/22追記】6/21よりまん延防止等重点措置へ移行されたことに伴う札幌市のイベント開催制限を踏まえ、収容率100%にてチケットを発売いたします
※【6/1追記】札幌市より5/28に「6/1以降販売を開始するチケットについて収容人数上限の50%以内の販売とする」旨の要請があったことから、収容率が50%に達し次第販売を停止する予定です


◆チケット取り扱い窓口
・教文プレイガイド(札幌市教育文化会館1階)
 TEL 011-271-3355
・道新プレイガイド(札幌市中央区大通西3丁目道新本社1階)
 市民交流プラザチケットセンター(札幌市民交流プラザ2階)
 TEL 0570-00-3871
 オンラインストアはこちら>>>
・チケットぴあ
 TEL 0570-02-9999[Pコード:506-650]
 オンラインストアはこちら>>>
・ローソンチケット
 [Lコード:11573]
 オンラインストアはこちら>>>

※ご購入方法によって手数料がかかる場合や、一般販売であってもお座席をお選びいただけない場合がございます。詳しくはお買い求め店舗にてお問い合わせください

ダウンロード

公演チラシ (PDFファイル 1.5Mbyte)

お問い合わせ

◆チケット(払い戻し含)に関するお問い合わせ
 道新プレイガイド
 TEL 0570-00-3871(10時~17時、日曜定休)

◆公演、教文ホールメイト会員に関するお問い合わせ
 札幌市教育文化会館 事業課
 TEL 011-271-5822(9時~17時、休館日除く)

詳細情報

 能楽シテ方には五つの流派があり、同じ演目でも台詞や型など細やかな違いがありますが、今回はその中でも近い二流派「観世流」「宝生流」を取り上げます。
 室町時代に唯一幕府の保護下にあった観阿弥を祖とした「観世流」、観阿弥の長兄である宝生太夫を祖とした「宝生流」は、共に繊細かつ優美な芸が特徴です。
 札幌市教育文化会館が誇る能舞台で、両シテの熱演をぜひご堪能ください!

◆出演
和久荘太郎(宝⽣流シテ方)、深野貴彦(観世流シテ方)、茂⼭茂(⼤蔵流シテ方) ほか

◆プログラム
宝⽣流能「巻絹 五段神楽」、観世流能「葵上 梓之出 空之祈」、⼤蔵流狂⾔「素袍落」

◆両シテ方による演目・見どころ解説!
和久荘太郎(宝生流シテ方)
 深野さんとの打ち合わせで、演目より先に笛が竹市学(藤田流)さんに決まったので、竹市さんに吹いてほしい曲として「巻絹 五段神楽」を選びました。五段神楽は過去にお相手いただいていますが、旋律の面白さがこの上無し。小書(特殊演出)により巫女の舞としての面が一層強調され、呪術性が増すと感じます。

<「巻絹 五段神楽」 あらすじ>
 「千疋(二千反)の巻絹を集めよ」との勅が下りますが、都からの使者(ツレ)の到着が遅れ、それを責め立てる勅使(ワキ)と縛り上げる下人(アイ)。そこへ音無天神が憑依した巫女(シテ)が現れ、「その者は昨日音無天神で私に和歌を献じたので縄を解きなさい」と声を掛けてきます。「卑しい者が和歌を詠むはずがない」と勅使は訝りますが、使者に和歌の上の句を詠ませると、巫女はその下の句を付け、疑いが晴れて縄は解かれます。巫女は和歌の徳を称え祝詞を上げて舞(五段神楽)を舞います。巫女の物狂いも最高潮に達し、遂に神は巫女の身体から離れて、巫女は本性に返ります。

和久 荘太郎(宝生流シテ方能楽師)
1974年横浜生まれ、名古屋市出身。重要無形文化財総合認定保持者。東京藝術大学音楽学部卒業。八世宗家・故宝生英雄、十九世宗家・故宝生英照に師事。『石橋』『道成寺』『乱』『乱 和合』『翁』を披く。アルゼンチン、中国、エジプト、イタリア、バチカン市国などの海外公演に参加。また愛知教育大学、愛知県立大学、名古屋市立名東高校の能楽部を指導、「和久荘太郎 演能空間」や涌宝会(同門会)を主宰するなど、積極的に能楽普及に努める。


深野貴彦(観世流シテ方)
 「葵上」は大変人気な曲で、過去にも舞いましたが、もう一度舞いたいと思っていました。ツヨ吟とヨウ吟を駆使した技巧的で難しい謡が魅力です。恋する高貴な女性と嫉妬に狂う女性の両面を、品格をもって表現したいです。今回は「梓之出」と観世流にしか無い「空之祈」という小書で勤めます。「空之祈」では後シテが緋色の長袴を穿き、長髢をつけます。祈という戦いの場面でワキがシテを見失い、葵上に向かって数珠を揉む場面が入り、それをシテが橋掛かりから見込むという演出に変わります。

<「葵上 梓之出 空之祈」 あらすじ>
 光源氏の正妻左大臣の娘・葵上は物怪に取り憑かれ、正体を突き止めるために梓弓を弾いて霊を呼ぶ照日巫女(ツレ)が霊を呼び寄せます。音にひかれて、源氏の愛人である六条御息所の生霊(シテ)が現れ、哀しみと憂いを語ります。そのうち恨みと嫉妬に狂い、葵上を扇で打ち据え、車に乗せ連れ去ろうとします。葵上の急変に、横川小聖(ワキ)が呼ばれ祈祷が始まります。そこへ鬼女の姿となった御息所が現れ葵上を責めますが、法力に祈り伏せられ、心を和らげます。

深野 貴彦(観世流シテ方能楽師)
1973年京都生まれ。重要無形文化財総合認定保持者。幼少より、父・観世流能楽師深野新次郎に能楽の稽古を受け、3歳で初舞台。大学卒業後、観世流職分故浦田保利師に内弟子入門する。2001年独立し、観世流準職分の認定を受ける。現在、浦田保浩師に師事。2003年独立披露能にて『石橋』、2004年『猩々乱』、2010年『道成寺』を披く。フランス、スペインなど海外公演に参加するほか、「深野深声会」を主宰、同世代の能楽師と「能楽大連吟」という新たなプロジェクトも行う。


◆クレジット
・主催:札幌市教育文化会館(札幌市芸術文化財団)
・後援:札幌市、札幌市教育委員会
・企画制作:伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都芸術センター)

※ご来場の際は、「新型コロナウイルス感染拡大防止における主催公演の取り組みとお願い(必ずお読みください)」にご協力ください
※未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮ください。就学児につきましても、1人1枚チケットをお求めください
※やむを得ない事情により、出演者等が変更となる場合があります
※開演時間に遅れますと、自席にご案内できない場合がございます
※今後の新型コロナウイルス感染状況や感染症対策ガイドラインの変更により、途中で販売座席を制限する場合がございます
※公演中止および主催者が定める規定による対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません