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主催イベントアーカイブ

教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」

札幌市教育文化会館 大ホール

教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」アーカイブイメージ1宝⽣流能「花筐」 ©武田博治

教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」アーカイブイメージ2観世流能「葵上 梓之出 空之祈」 ©武田博治

教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」アーカイブイメージ3⼤蔵流狂⾔「素袍落」 ©武田博治

3年ぶりとなる「能楽なう」を開催。
宝生流シテ方和久荘太郎による能「花筐」、観世流シテ方深野貴彦による能「葵上 梓之出 空之祈」、さらに大蔵流シテ方茂山茂による狂言「素袍落」を上演いたしました。

【入場者数】
635名

教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」イメージ1

教文伝統芸能シリーズ「能楽なう」イメージ2

 

日時

2022年7月20日(水) 12:00開場 13:00開演(予定上演時間 約3時間15分(休憩含む))

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公演チラシ (PDFファイル 1.8Mbyte)

詳細情報

 能楽シテ方には五つの流派があり、同じ演目でも台詞や型など細やかな違いがありますが、今回はその中でも近い二流派「観世流」「宝生流」を取り上げます。
 室町時代に唯一幕府の保護下にあった観阿弥を祖とした「観世流」、観阿弥の長兄である宝生太夫を祖とした「宝生流」は、共に繊細かつ優美な芸が特徴です。
 札幌市教育文化会館が誇る能舞台で、両シテの熱演をぜひご堪能ください!

◆出演
和久荘太郎(宝⽣流シテ方)、深野貴彦(観世流シテ方)、茂⼭茂(⼤蔵流シテ方) ほか
◆プログラム
宝⽣流能「花筐」、観世流能「葵上 梓之出 空之祈」、⼤蔵流狂⾔「素袍落」



◆チケット料金

(全席指定・税込)
S席 6,000円
A席 4,000円
はじめて席 2,000円【7/12更新】はじめて席は、完売いたしました
U25(S席) 4,500円
※教文ホールメイト会員は、S席・A席500円引き
※U25:1997年以降にお生まれの方であれば学生に限らずご購入いただけます(未就学児入場不可)
※車いす席をご希望の方は、道新プレイガイド(TEL 0570-00-3871)までお問い合わせください



◆チケット発売日
【教文ホールメイト会員限定先行予約】
3月21日(月・祝)~3月25日(金)
※詳細は、教文ホールメイト会員専用案内をご確認ください

【一般発売】
4月2日(土)10:00~



◆チケット取り扱い窓口
〇教文プレイガイド(札幌市教育文化会館1階)
 TEL 011-271-3355
〇道新プレイガイド(中央区大通西3丁目道新本社1階)
 市民交流プラザチケットセンター(中央区北1条西1丁目札幌市民交流プラザ2階)
 TEL 0570-00-3871
 オンラインストアはこちら>>>
〇チケットぴあ
 [Pコード:510-512]
 オンラインストアはこちら>>>
〇ローソンチケット
 [Lコード:12578]
 オンラインストアはこちら>>>

※ご購入方法によって手数料がかかる場合や、一般販売であってもお座席をお選びいただけない場合がございます。詳しくはお買い求め店舗にてお問い合わせください



◆当日券販売
若干枚あり
(販売席種:S席、A席、U25(S席) ※はじめて席は完売のため、販売なし)
9:00~ 教文プレイガイドにて販売



◆両シテ方による演目解説!
<「花筐」 あらすじ>
 越前の国にあった大跡部皇子(おおあとべのおうじ)(子方)は神武天皇の五代後にあたっていましたが、武烈(ぶれつ)天皇の後継ぎとして継体(けいたい)天皇となり、急遽都に上ることになりました。皇子に仕えていた照日前(てるひのまえ)(シテ)はたまたま宿下がりをしていたところに、皇子の臣下から文と花筐を手渡されます。皇子が皇位を継承したことを喜びながらも断ち切れぬ想いから侍女(ツレ)を伴って天皇の後を追い、大和・玉穂の宮で一行に追いついた照日前は、天皇の前で、李夫人(りふじん)を想う漢王を謡った舞(クセ)を舞い、再び召し使われることになり、供を許されます。

和久 荘太郎(宝生流シテ方能楽師)
1974年横浜生まれ、名古屋市出身。重要無形文化財総合認定保持者。東京藝術大学音楽学部卒業。八世宗家・故宝生英雄、十九世宗家・故宝生英照に師事。『石橋』『道成寺』『乱』『乱 和合』『翁』を披く。アルゼンチン、中国、エジプト、イタリア、バチカン市国などの海外公演に参加。また愛知教育大学、愛知県立大学、名古屋市立名東高校の能楽部を指導、「和久荘太郎 演能空間」や涌宝会(同門会)を主宰するなど、積極的に能楽普及に努める。


<「葵上 梓之出 空之祈」 あらすじ>
 光源氏の正妻左大臣の娘・葵上は物怪に取り憑かれ、正体を突き止めるために梓弓を弾いて霊を呼ぶ照日巫女(ツレ)が霊を呼び寄せます。音にひかれて、源氏の愛人である六条御息所の生霊(シテ)が現れ、哀しみと憂いを語ります。そのうち恨みと嫉妬に狂い、葵上を扇で打ち据え、車に乗せ連れ去ろうとします。葵上の急変に、横川小聖(ワキ)が呼ばれ祈祷が始まります。そこへ鬼女の姿となった御息所が現れ葵上を責めますが、法力に祈り伏せられ、心を和らげます。

深野 貴彦(観世流シテ方能楽師)
1973年京都生まれ。重要無形文化財総合認定保持者。幼少より、父・観世流能楽師深野新次郎に能楽の稽古を受け、3歳で初舞台。大学卒業後、観世流職分故浦田保利師に内弟子入門する。2001年独立し、観世流準職分の認定を受ける。現在、浦田保浩師に師事。2003年独立披露能にて『石橋』、2004年『猩々乱』、2010年『道成寺』を披く。フランス、スペインなど海外公演に参加するほか、「深野深声会」を主宰、同世代の能楽師と「能楽大連吟」という新たなプロジェクトも行う。



◆クレジット
〇主催:札幌市教育文化会館(札幌市芸術文化財団)
〇後援:札幌市、札幌市教育委員会
〇企画制作:伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス(京都芸術センター)



※ご来場の際は、「新型コロナウイルス感染拡大防止における主催公演の取り組みとお願い(必ずお読みください)」にご協力ください
※未就学児のご同伴、ご入場はご遠慮ください。就学児につきましても、1人1枚チケットをお求めください
※やむを得ない事情により、出演者等が変更となる場合があります
※開演時間に遅れますと、自席にご案内できない場合がございます
※公演中止および主催者が定める規定による対象者を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません



◆お問い合わせ
【チケットに関するお問い合わせ】
道新プレイガイド
TEL 0570-00-3871(10時~17時、日曜定休)

【公演、教文ホールメイト会員に関するお問い合わせ】
札幌市教育文化会館 事業課
TEL 011-271-5822(9時~17時、休館日除く)